多情仏心 memo 忍者ブログ
多情で移り気だが、無慈悲なことができないこと / 仏教用語【多情仏心】
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世間のニュースにも、通俗小説にも、テレビドラマにも、
卑俗な人間関係の、きまりきった図式しか取り上げないのだから仕方がないが、
人間には時として純粋な恋や感動が、
年齢・経歴にかかわらず芽生えるというふしぎを、多くの人がしらないのだ。
知らないままに一生を終わり、それどころか、真の恋を軽蔑し、貶めることで
一人前のオトナだと思う、浅墓な人間が多いのだ。
中年の分別ある心に、突如舞い降りてくる、天恵というべきか、天罰というべきか、
目のくらむようなたまゆらの思いを信じない人間が多いのだ。
尤も、信じない方が普通で、それゆえにこそ、
たいていの人間は平穏無事に、満足して世を終えるのである。

                                     田辺聖子@求婚旅行


たまさかの出逢い
たまゆらの思い

知らずに終える幸せ
知って波乱の不幸せ?

わたしは・・・

◆生者 遂毛死 物尓有者 今生在間者 樂乎有名
いけるもの つひにもしぬる ものにあれば このよなるまは たのしくをあらな

今代尓之 樂有者 来生者 蟲尓鳥尓毛 吾羽成奈武
このよにし たのしくあらば こむよには むしにとりにも われはなりなむ
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ふと
美は乱調にありという女流作家の著書のタイトルを思い出しました。
もっとも、熟読の経験はありませぬぅ。
『分別ある者が...』と言う誹りを悲しく思うと田辺さんはおっしゃっていますが、アゲハも同感する部分がアリアリです。
アゲハ 2007/07/05(Thu)03:20:54 編集
美は・・
寂聴さんが瀬戸内さんの頃の作品でした。
今は庵主さまになってらっしゃいますが自伝小説など読みますと彼女も大変な波乱の人生だったのだなぁと・・しみじみ。
但馬のように恋を信じて
朝の川を裸足で渡ってみたいような
怖いような・・・
その一歩を踏み出すことって
自分に正直になりさえすればそれほど困難ではないけれど・・・
それはあまりにも我侭な気もする。

純粋な恋と感動が
純粋な故意と感動になってた。
私の人生もパソもその程度~~ヽ('ー`)ノ底は浅いです。。。
2007/07/05(Thu)06:57:48 編集
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