たぶん

今、書くことで
気を紛らわせているのだと思う。

トラワレナイヨウニ

ナガサレナイヨウニ

一人でも歩けるように

美しいもの 楽しいこと

美味しいもの 心地よいこと

刹那であっても満たされれば良しと決めたのに
手にしたそれらが片端から消えてゆく悲しさを
何に喩えよう

人生の大半を過ごしてしまったけれど
残された時間がそう短いとも思わない。
だとしたら

揺るがないものが欲しい
変わらないものが欲しい
私は無二のものが欲しい

さようならの語源

左様ならば・・・

そのような仕儀とあらば？

そんな感じ

かな？

棘

何気ない言葉に棘を感じとる

いつもなら

流してしまうのだけど

流せなかった



思い過ごしだって

言う？

「子供時代」

振り返れば

笑みが零れる

一日の終わりに何の屈託もなかった

あの頃

ごめんね・・

悲しみの朝は

声も出ない

言葉にすればみな嘘になるような気がして・・

「身の程」

欲張ってはいけない

一升入る袋には一升しか入らない・・

一合すら手に余して溢すのがわたしの器

健全よりも

不健全
太陽よりも　月
夏よりは　冬
原色よりも　モノトーン
が身に添う気がする。

違う違う！

不健全では決してないし
日向は大好きだし
夏の木漏れ日も
トマトの赤も
海の青も大好き

好きだ！

ってジタバタしてるのかも

ものごとはいつも

なるようにしかならないし

なるようになるものだ

そんなこと

「聞きたくない！」と

言葉を遮りたいのに

口から出る言葉は

「それで？」っと

言葉の続きを促している

ほんとうは耳を塞ぎたいのに

聞いちゃダメなのに

聞かないほうがずっといいのに

わかっているのに・・

大馬鹿

・・・

ちろちろちろと

燃えてるものはなんでしょう

ちろちろちろと

胸の奥深いところで

ずっと

ずっと

消えないで

燃え続けているものは

いったい　全体

何なのでしょう・・・